ウユニ星 | 1000年生きる【休憩中】

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だから花火に行きたいんだってば。

 塩を運ぶために、ボリビアでは珍しく線路があるウユニ。


さて今回はウユニのお話です。


前回世界で一番高い都市、ポトシのお話をしたわけですが、

その時既に12月は大晦日でした。

その日のうちに今度はウユニという街へ移動。

この日は仮装パーティがあったり地元のバーに行ったりで、

ボリビアンミュージックとワインでカウントダウン。

そしてこんな地球の裏側で、2006年を迎えたのでした。



次の日は、コタツでごろごろ。。。。する暇も無く、出発。

おそらくボリビア最大の見所である、ウユニ塩湖への3泊4日のジープのツアーです。

ウユニの標高はほぼ富士山と同じ。

空が近くて青い。




ジープ三台で、ドライバー三人、料理してくれる人二人。

塩湖ってみなさん想像つきますでしょうか。

湖で、本来水がある部分に塩があるのです。

つまり、一面真っ白なんです。




また調子に乗ってる写真ですが。。

岸に近いからわかりにくいけども、ずっと向こうまで、塩塩塩でございます。


ほんとに別世界。

ここはほんとに、別の惑星かと。

全てが絵になるのです、映画のセットみたい。

電柱とか人間らしいものがほぼゼロ。




湖の横の、製塩所の少女。

観光客がいるからか、それとも生活が苦しいからか、

正月そうそう塩の袋詰めの作業を。

このことについては後ほどにしよう。言いたいことは沢山在るので。


とにかく1,2時間、塩の上をひたすら走って休憩、というスケジュール。

ジープはもちろん、狭くて暑い。

ただ、まわりの景色はとにかくすごくきれい。




しばらくすると、魚の島に到着。

そこはなぜか無数のサボテン。

伝説によるとインカの人が植えて行ったらしいけども、

ほんとに、『なんで?』て感じ。

ここ以外にサボテンが生えてるところ自体そうそうないので、

奇妙な景色がさらに深く見える。




ジープを停めてお昼ごはん。

ウユニ塩湖一番の見所なので、他のツアーの人も沢山。



お昼ごはんはこんな感じ。

基本的に素材の味がする。


その後もひたすら塩の上を走ってようやく対岸に到着。

明日以降はチリとの国境周辺まで、さらに奥地へと向かう予定。



宿泊するホテルは、塩で出来てる。

壁もいすもテーブルも。ベッドは木でしたけども。


ザくっとですがこんな感じでした今年の元旦。

実はすばらしい景色とウラハラ、精神的に一番しんどかった時期だったりする。

それは次回にまわすことにしましょうか。


今年初夕日。


ここの村に、電気はもちろんない。